映画ファンが選んだ大人でも楽しめるおすすめアニメ映画3選

大人でも楽しめるアニメ映画はありますか？

ASADA

もちろんありますよ！

年400本以上の映画を鑑賞する映画ファンのわたしがおススメする作品をご紹介します。

アニメ映画といえば、子どもが鑑賞するってイメージを持ってませんか？
今や日本のアニメ映画は、世界的に注目される日本の誇れる文化といえるでしょう。
2020年には「劇場版鬼滅の刃」が邦画興行収入ランキング1位になるといったことで、アニメ映画に対しての興味関心もさらに高まりを見せています。
子どもに限らず、大人も楽しめる、子どもと一緒に楽しめるコンテンツになってきています。

子どもと一緒に、ひとりでゆっくり、大切な人と。
映画は観るそれぞれのシチュエーションで、さまざまな感じ方をさせてくれます。
大人になったからこそ感じる感動が、アニメ映画にはある。

ASADA

今回はその中でも、この生粋の映画ファンであるわたしから、おすすめ３選をご紹介します！

男のロマンが詰まったジブリ作品「紅の豚」
生々しい戦争映画「この世界の片隅に」
大人にこそ沁みる「映画すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ」

男のロマンが詰まったジブリ作品「紅の豚」

https://eiga.com/movie/10529/photo/

あらすじ

スタジオジブリと宮崎駿監督がおくる、男たちの空への情熱を描くアニメーション映画。
世界大恐慌の時代のイタリアアドリア海を舞台に、飛行艇を乗り回す海賊ならぬ空賊（作中では空中海賊と呼ばれる）と、呪いによって豚の姿になってしまった賞金稼ぎポルコ。
それらを相手に賞金稼ぎで生きる退役軍人操縦士のポルコの物語。

「飛ばねぇ豚はただの豚だ」

「飛ばねぇ豚はただの豚だ」
誰しもが一度は聞いたことがありませんか？
この作品でポルコが言い放ったセリフなんですね。
飛べなくなっていたポルコが再び飛行機に乗る固い決意をした時のセリフです。
飛ばない豚ではなくなった＝豚に非ず、ということをユーモアセンスあふれる表現をしている。まぁ、でも豚は豚なんですが…。

大人の男にこそ響く

本作は宮崎駿監督の「飛空艇時代」が原案です。
宮崎駿監督の夢として描いた作品であり、作品の世界観は監督自身の意向を反映している。
「若者をまったく排除した作品」とまで述べており、中年にこそ響く作品を作り上げたのだ。
それが大人の男に響かないワケがない。
男のロマンがぎっしりと詰まったアニメ映画です。

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生々しい戦争映画「この世界の片隅に」

映画『この世界の片隅に』予告編

あらすじ

どこにでもある毎日の暮らし。昭和20年、広島・呉。
この物語の主人公すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。
昭和19年、20km離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。
だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。
庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。
すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。
それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。
そして、昭和20年の夏がやってきた。。

風景描写がすばらしい

戦時中の風景描写がとにかくずばらしい。生々しさを持っています。
主人公のすずが絵を描くことで、視聴者に対して、ずずの主観をひしひしと伝えることができるところに感動した。
すずの心はとても美しく、そして切なくなる。

日常を壊す「戦争」

今までの戦争映画とは変わった、新しい視点で描かれた作品だと感じた。
戦争の凄惨さを描くだけでなく、日常を崩し壊す「戦争」と、主人公目線の当時を生きるリアルな女性の心理描写を表現している。

人々の日常が「戦争」によって壊れていく。涙をこらえることができません。
わたしは「戦争」を経験した世代ではないので、こういった作品に出逢い、当時の人の想いや戦争の悲惨さを知ることができたのはよかった。

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大人にこそ沁みる「映画すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ」

『映画すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』本予告（60秒）11月8日全国ロードショー！

あらすじ

いつもの喫茶店にいつものすみっこ。
その地下室に隠された、ふしぎな絵本とは…？
ある日すみっコたちは、お気に入りのおみせ「喫茶すみっコ」の地下室で、古くなった一冊のとびだす絵本を見つける。
絵本を眺めていると、突然しかけが動き出し、絵本に吸い込まれてしまうすみっコたち。
絵本の世界で出会ったのは、どこからきたのか、自分がだれなのかもわからない、ひとりぼっちのひよこ…？
「このコのおうちをさがそう！」新しいなかまのために、すみっコたちはひとはだ脱ぐことに。
絵本の世界をめぐる旅のはじまり。